HEP3
シナリオファイル
シナリオファイルはMarkdownの文法を基にして、基本的な表現を行います。
シナリオファイルは内部でXHTML形式に変換され、構造データを構築します。
エンコーディング
シナリオファイルのテキストエンコーディングはUTF-8を使用しなければなりません。
Markdown
MarkdownはJohn Gruber氏によって提案された書式です。 [Markdown]
用いる表現
段落
Markdown:
行と行の間には空行が必要になります。
空行を挟まない行は
改行命令を挟んで一つのパラグラフにまとめられます。
XHTML:
<div>
<p><span class="text">行と行の間には空行が必要になります。</span></p>
<p><span class="text">空行を挟まない行は</span><br /><span class="text">改行命令を挟んで一つのパラグラフにまとめられます。</span></p>
</div>
Markdown Hestia拡張
ただのMarkdownではシナリオ表現に必要な表現が不足しています。
そのため、MarkdownにHestia拡張を施します。
台詞表現
ADV形式のノベルゲーム等では名前が独立した表現となっています。
Markdown:
【名前】「セリフ」
台詞表現以外は地の文。
XHTML:
<div>
<p class="speech"><span class="name">名前</span><span class="text">「セリフ」</span></p>
<p class="description"><span class="text">台詞表現以外は地の文。</span></p>
</div>
ルビ表現
いくつかのノベルエンジンではルビ機能が実装されています。
Markdown:
これは[Ruby](ruby:ルビ)表現
XHTML:
<div>
<p class="description"><span class="text">これは</span><ruby><rb>Ruby</rb><rp>(</rp><rt>ルビ</rt><rp>)</rp></ruby><span class="text">表現</span></p>
</div>
木構造化
前述のXHTML表現でも既に登場していましたが、テキストを処理しやすい木構造XMLにします。
Markdown:
テキストを完全な**木構造**化します。
XHTML:
<div>
<p class="description"><span class="text">テキストを完全な</span><strong>木構造</strong><span class="text">化します。</span></p>
</div>
